屋久島に家族旅行に行こうと思った時、ツアーにするか個人手配にするか迷いますよね。
ツアーは楽だけど自由度が少なく、個人手配ですと自由に旅を作れますが手続きなどが煩雑。
ツアーも個人手配も一長一短があり、迷います。
ツアーと個人手配の場合の、メリットデメリットをまとめました。
ツアーと個人手配、どちらが安い?
家族で屋久島旅行に行く場合、ツアーで行くのと個人手配で行くのとどちらが安いのでしょう?
東京から屋久島まで家族旅行に行くと仮定して、旅行代金をシュミレーションしてみました。
この条件でお値段を比べます
- 2018年9/24(月)~9/27(木)3泊4日 大人2人・小学生2人の家族旅行
- 宿泊;屋久島グリーンホテル 4名1室和室利用 朝・夕付き
- 【往路】羽田空港6:25発 鹿児島空港で乗り換え 屋久島空港9:25分着
- 【復路】屋久島空港16:45分発 鹿児島空港で乗り換え 羽田空港20:10分着
この条件で、某大手旅行代理店J〇Bでツアーを組むと
大人1人;89700円×2人=179.400円
子ども1人;70500円×2人=141.100円
ツアー代合計は320.400円。
一方で、同じ条件で個人手配で飛行機航空券とホテルを予約してみると…
飛行機は【JAL先得】を利用し、ホテルは【じゃらん】から予約すると仮定すると、
航空券代
【往路】大人1人22490円、子供1人19340円
【復路】大人1人21690円、子供1人19540円
ホテル代
【1泊あたり】家族4人で1泊あたり38.556円 3泊で 115.668円
個人手配合計は281.788円!
つまり、ツアーでは約32万円、個人手配では約28万円となり、個人手配の方が約1割(この場合家族4人で4万円)ほど安い!という結果になりました。
他の日程でも何度かやってみたのですが、やはりどのケースでも個人手配の方が1割ほど安くなるという結果になりました。
飛行機の航空券をもっとお安いプランで予約するとか、旅行代理店では扱いのない民宿や民泊を利用することで個人手配の料金をもっとお安くすることができますので、とにかくお値段を安くしたい!という方は個人手配がおすすめです。
ツアーのメリット・デメリット
お値段では個人手配より少し高い結果になりましたが、ツアーにはツアーにしかない安心感と便利さがあります。
ツアーは一度予約さえすればそのあとのお手続きはすべて旅行代理店任せにできることが一番のメリット。
航空券の手配からホテルへの連絡もすべて旅行代理店がやってくれますし、レンタカーやガイドツアーなどのオプションも旅行代理店を通じてすれば簡単です。
私が一番ツアーのメリットを感じるのは、飛行機が遅れたり欠航したりとトラブルに遭った時。
帰りの飛行機が飛ばなかった時のホテルの手配や代替え便の手配など、個人手配の場合はすべて自分たちで航空会社と交渉しなければいけないのですが、ツアーの場合は旅行代理店に連絡すればあとは旅行代理店の指示に従うだけなので非常に心強いんです。
台風の進路に当たることも多い屋久島ですから、台風が来そうな時には前もって旅行代理店に確認することもできて本当に安心。
我が家の場合も、屋久島に行く日に台風が直撃することになり、前日に旅行代理店からメールが入り「今ならキャンセル料なしで旅行をキャンセルすることも可能」と言ってもらえました。
結局我が家は次の日に出発を延ばすことで無事出発することができました。
>>↓飛行機が欠航?!我が家の旅行記0日目の様子はこちら いよいよ明日屋久島に出発!という前日になっていきなり発生した台風。明日の飛行機に条件が付き、迷った挙句に出発を1日遅らせるという苦渋の決断をした私。 続きを見る
屋久島旅行0日目;台風直撃?!出発日を延期!
旅行直前に変更になった我が家の屋久島家族旅行記0日目の記録です。
また、子どもがいる家庭にとっては、出発の日の21日前なら無料で旅行をキャンセルできるというのもうれしいメリットの一つ。
直前にならないと子供や主パパの予定がわからない!旅行に行けるかどうかハッキリしない!という場合でも、とりあえずツアーで予約を入れておけば、もしもみんなが休みが取れたら「屋久島に行こう!」と言うことができます。
個人手配の場合は、直前になって「旅行に行けるかも?!」と気づいた時にはもう航空券もホテルも取れない、という事態になってしまっていることも多いので、特に予約が集中しやすい繁忙期に旅行に行きたい方はツアーで早目に予約を入れてしまう!というのがおすすめです。
そんなこんなもツアーだからこその安心感。
多少金額が高くなっても、ツアーにする意味は絶対にあると思います。
個人手配のメリット・デメリット
個人手配のメリットはやはりその自由度!
我が家の場合、宿泊先でのんびりしてローカルな生活を体験するのが好きなので、宿泊先はホテルではなくコテージやコンドミニアムタイプを選ぶことが多いです。
リビングと寝室が分かれていると、子どもが早目に寝てしまっても、大人はゆっくりとリビングで過ごすことができて、とても穏やかに過ごせますよ。
屋久島の場合、行きは飛行機、帰りは鹿児島から新幹線、などと交通手段を選ぶことができたり、鹿児島や熊本・長崎など途中で1泊して観光を楽しむなど自由に旅行をアレンジすることができますよね。
せっかく屋久島まで行くならいろんなことを楽しみたい!という方は是非個人手配で行ってみてください。
格安の航空券をゲットしたり、宿泊先を地元の民宿や民泊などで手配すれば更に安く旅行することも可能。
ただし。
↑でも書きましたが、飛行機が欠航したり遅延したりした場合など、トラブルになった時の対応は断然ツアーの方が安心です。
飛行機が遅れた→乗り継ぎ便に間に合わなかった、とか
飛行機が飛ばなかった→もう1泊することになった、とか
台風が来る→出発できないかも、とか。
そんな緊急事態のなか、航空会社に自分で確認して自分で手配するなんて、本当に大変。
特に子供を連れた家族旅行なら安全性を確保するのが一番ですから、トラブルになった時に旅行代理店の方が対応してくれると本当に安心です。
そんな一長一短の個人手配。
トラブルさえなければ本当に楽しくて自由な旅行になりますので、是非トライしてみてくださいね。